初めてのお宮参り!注意することはこの3つ!

記事を読む前に

現在、新型コロナウイルスが世間的に騒がれており、お宮参りをする時期の赤ちゃんをお持ちのママさんパパさんはどうすればよいか悩んでおられると思います。

乳幼児は、免疫力が弱く感染症にかかりやすくなっています。また、お母さんも産褥期で心身ともに不安定な時期であるので無理をしてこの時期にお宮参りせずに、時期をずらして落ち着いてからでも遅くはないと思います。

たしかに、赤ちゃんにしっかりイベントを実施してあげたいという気持ちはよくわかります。
しかし、赤ちゃんを含む家族の健康を一番に考えて決断してください。

 

お宮参りをするにしても、しないにしてもお宮参りのことは学んで損はありません。

それでは本記事へ。

お宮参り

子どもが生まれて外出を伴う、一番最初に行う行事が『お宮参り』ではないでしょうか。

もちろんママとパパもお宮参りは赤ちゃんとの初めての行事です。失敗しないようにしっかり学びつつ、お宮参りを大成功させましょう。

ここでは、

  • お宮参りとは?
  • 大事な持ち物
  • お宮参りの服装
  • 気をつけるべきこと
  • 初穂料の相場
を紹介します。

お宮参りとは

その土地の守護神である産土神(うぶすながみ)に赤ちゃんが無事に生まれたことの報告これからの健やかなる成長を見守っていただくために行う伝統的な通過儀礼です。

お宮参りをする時期は男の子と女の子で行う日が異なり、男の子は生まれて31日目、女の子は生まれて32日目とされています。
しかし、生まれた季節がとても暑い時期であったり、とても寒い時期であったりする場合もありえます。
いくら生まれて一か月後にお宮参りをするのが一般的であっても、赤ちゃんやお母さんの体調を一番に考えて参拝時期を一か月遅らせるなど柔軟に対応しましょう。

お宮参りの持ち物

おそらく赤ちゃんとの初めての遠出になるお宮参り。

赤ちゃんの不測の事態に備えて、下記の準備を整えて万全の態勢で臨みましょう。

  • おむつ
  • おしりふき
  • ガーゼ
  • タオル
  • 着替え
  • おしゃぶり
  • 気に入っているおもちゃ
  • ビニール袋(汚れ物やごみ入れ用)
  • 授乳用ケープ、母乳パッド or 粉ミルクセット
  • 母子手帳、健康保険証、乳児医療証

お宮参りの服装

お宮参りの主役である赤ちゃんの服装は、和装スタイルと洋装スタイルがあります。

和装スタイル
肌着の上に白羽二重の内着を着せて、掛け着(晴れ着)を掛けるスタイル
洋装スタイル
肌着の上にベビードレスを着せて、白い帽子と靴下、スタイをしてケープまたは掛け着(晴れ着)を掛けるスタイル

どちらでも問題はなく、季節や好みを考慮して選んでください。

お宮参り時の注意点

お宮参りの日にちを決め、当日!

せっかくの我が子のお宮参り。
絶対失敗しないために気をつけるべき注意点を三つ紹介します。

  1. ご祈祷時間の確認
  2. 撮影機器の準備
  3. ミルクの時間調節

ご祈祷時間の確認

まず知っていてほしいことは参拝祈祷の違いです。

参拝とは、自ら賽銭箱に賽銭を行い、二拝二拍手一拝で神仏に拝礼する行為です。

祈祷とは、神主が神仏へ直接願いを伝えるために祈りを捧げてくれる行為です。

神社で参拝をするのに基本的に予約は必要ありません。
しかし、ご祈祷をしてもらうには神社によっては行っている曜日の違いや予約が必要な場合がありますので、しっかりホームページや電話で確認し、集合時間の30分前には現地に着いているようにしましょう。

撮影機器の準備

我が子のお宮参りの写真や動画を撮影するときにスマホやビデオカメラ、一眼レフと様々な撮影機器を使用しようと考えていると思います。

わくわくしながらいざ当日になってみたら、

「充電するのを忘れていて撮影できない!」

「充電はしていたけど、容量が足りなくて撮影できない!」

なんてことが起きてしまったら大変です。
前日の内に撮影機器の充電や容量確認を済ませ、当日を迎えましょう。

ミルクの時間調整

このミルクの時間調整が一番重要です。

参拝中に泣き出してしまい、せっかくの写真が泣き顔オンリーになってしまった。
祈祷中に泣き出してしまい、祈祷を乱してしまった。

なんてことが起こりかねません。
もちろん赤ちゃんですからいくらミルクの時間調整をしても泣き出してしまう可能性はあります。

しかし、その可能性を少しでも減らすために調整は必要です。

 

ミルクの時間調整の目安は、参拝や祈祷をする30分前には現地に到着し、車の中で母乳やミルクをあげ、赤ちゃんを少し休めてから参拝や祈祷を行うくらいの余裕をつくれるくらいが目安です。

 

ぴえ郎は、祈祷は受けずに参拝のみでしたが、知り合いのママさんに聞いたところ、大体のママさんがこのミルクの時間調整に成功して、祈祷中は赤ちゃんの大半が満腹で寝ており泣き出す赤ちゃんはいなかったようです。

初穂料

初穂料とは?

そもそも『初穂』とは、その年に初めて収穫されたお米のことを指しています。

昔は、神様にその年の豊作を感謝し、初穂をお供えしていました。
しかし、農家ではない人や季節によって収穫された初穂をお供えできないので、代わりにお金を収めていたのが現在の祈祷や祝詞をあげてもらうときの初穂料の始まりです。

初穂料の相場

神社によって異なりますが、初穂料の大体の相場は5千円~1万円ほどです。

まとめ

どうだったでしょうか?

大事なことは、

  1. ご祈祷時間の確認
  2. 撮影機器の準備
  3. ミルクの時間調節
です。

ただ、確認、準備、時間調節よりも一番大事なのは『楽しむこと』です。

お母さんとお父さんが楽しんでいるか楽しんでいないかは赤ちゃんに伝わります。
赤ちゃんが機嫌が良くお宮参りができるかどうかはお母さんお父さんの楽しみ方で決まってしまうかもしれません。

 

また、最初に書いた通り、お宮参りは赤ちゃんが無事に生まれたことの報告とこれからの健やかなる成長を見守っていただくための行事です。
そんなお宮参りをすることで赤ちゃんの健康が害されることは本末転倒です。
行う時期やタイミングをしっかり考えて赤ちゃんの最高の思い出を作ってあげてください。

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