妊婦さんの1日の水分摂取量はどれくらいか知っていますか?
ちなみに、成人の1日の水分摂取量の目安は『1ℓ~1.5ℓ』です。
答えは・・・なんと、『2ℓ』なんです!
多いと思いますが、母子ともに健康でいるためにはこれだけの水分が必要です。
「でも、飲むと赤ちゃんに影響が出ちゃう飲み物もあるって聞いたことあるなあ?」
という疑問を、
- 妊婦さんが避けるべき飲み物成分
- なぜ飲んではいけないのか?
- ぴえ郎のおすすめ飲み物
の3つのテーマで紹介&解説します。
目次
妊婦さんが避けるべき飲み物成分と理由
妊婦さんが避けるべき飲み物の3大成分があります。
それが、アルコールとカフェイン、糖分です。
お母さんと赤ちゃんは胎盤とへその緒で繋がっています。
なので、お母さんが摂取したものは胎盤を通じて赤ちゃんに送られてしまいます。
妊娠中は何を口にするべきでないのかを知りましょう。
アルコール
なぜ、妊娠中にアルコール摂取をするのを避けるべきかというと、
妊娠中にアルコールを摂取すると、『胎児性アルコール症候群(FAS:Fetal Alcohol Syndrome)』を引き起こす可能性があるからです。
これは、胎児の低体重や奇形、脳障害などを引き起こします。
胎児性アルコール症候群は今現在、治療法がないため妊娠中にアルコールを摂取しないことが唯一の対策法です。
カフェイン
カフェインはアルコールとは違い、まったく摂取してはいけない成分ではありません。しかし、摂りすぎてしまうと出生児の低体重や将来の健康リスクが高くなる可能性があります。
妊娠中の1日のカフェイン摂取量の目安が200㎎~300㎎(コーヒーカップ2杯程度)です。
「カフェインが含まれている飲み物ってことはコーヒーやカフェオレの摂取量を気を付けなきゃ!」
と思っていないですか?
実は、紅茶や緑茶、コーラなどの清涼飲料水など日常的に摂取するであろうものや、流行のエナジードリンクにもカフェインは含まれています。
飲み物購入時に成分表示をしっかり確認する癖をつけましょう。
糖分
アルコールとカフェインは有名ですが、炭酸飲料やスポーツドリンクなどの甘い飲み物に含まれる『糖分』は見過ごされやすいです。
加糖は、カフェインと同様にまったく摂らないのではなく、摂りすぎるのを避ける必要があります。
ではなぜ、糖分を取りすぎるのを避けた方がよいのか。
妊娠中は、胎盤から血糖値を下げるインスリンの働きを抑えるホルモンが分泌されるため、未妊娠時よりも血糖値が高めになるからです。(妊婦さんの約1割が妊娠中期の血液検査で「妊娠糖尿病」と診断されます。)
妊婦さんの高血糖状態が続くと、流産や早産、難産の可能性が高まります。
しかし、だからといって糖質を無理に抜くのは危険なので専門家に相談しましょう。
ぴえ郎のおすすめ飲み物
ぴえ郎家では、アルコールは徹底的に摂取しませんでした。
日常的に飲んでいた飲み物は、
- サントリー 【南アルプスの天然水】
- コカ・コーラ 【爽健美茶】
- アサヒ 【十六茶】
です。
基本は、南アルプスの天然水を飲んでいて、味変にたまに爽健美茶や十六茶を飲んでいました。
ネットで2ℓペットボトルを箱買いすれば、重い段ボールを店から家へ運ぶ手間が省けて便利!
もちろん、すべてカフェインゼロ!
気を付ける成分は、アルコール・カフェイン・糖分!
妊婦さんは赤ちゃんと一心同体!
妊婦さんの飲んだものはダイレクトで赤ちゃんまで届くので、飲料成分に気を付ける。