妊娠が発覚し、いろいろな準備をしてる最中に頭をよぎるのが、「どんな名前にしようかな?」ですよね?
大抵の人は妊娠してから考え出しますが、「自分の子どもにはこの名前にしたい!」と昔から決めている人もいます。
今回は、ぴえ郎の実体験を交えながら
- 心構え
- 名づけの手順
- 注意するべき名前
目次
子どもにとって“よい名前”
名前はお父さんとお母さんが子どもに最初に贈る贈りものです。
なのでお父さんとお母さんは一生懸命「あーでもない」「こーでもない」言いながら決めるでしょう。
しかし、忘れてはいけないのが「両親にとってのみよい名前」では付けられた子どもは困ってしまいます。
子どもにとってよい名前、お父さん・お母さんにとってもよい名前を目指しましょう。
名づけのゴール『出生届』
名づけのゴールは、赤ちゃんが生まれて14日目までに赤ちゃんの名前を記入した『出生届』を提出することです。
出生届は、赤ちゃんの誕生を戸籍に登録し、家族の一員・社会の一員になる大切な書類ですので期間内にしっかり提出しましょう。
名づけの4ステップ
妊娠が発覚して、『十月十日 + 十四日』間で赤ちゃんの名前を決めなければなりません。
これは、長いようでとても短いです。
闇雲に考えていてもまとまらないので、ぴえ郎は【4ステップ】を意識して決めました。
4ステップとは、
- イメージ
- 組み合わせ
- 絞り込み
- 決定
イメージ
このステップでは、『自分が赤ちゃんに名前を付ける上で、取り入れたい文字やエピソードなどをイメージする』ことをします。
例
- 二人が出会ったのが夏だから【夏】という文字を入れたい
- 心が広く、のびのび育ってほしいから【空】という文字を入れたい
- 響きがかわいい名前がいいから【音】という文字を入れたい
- お母さんの名前の漢字【海】を使いたい
お母さんは妊娠してこれまでとは異なる感情や思考が出てくると思います。今まで気にしていなかった看板の漢字がとても良いものに見えたり、様々な気持ちの変化でイメージも変わっていきます。
普段の生活の中で「これは良い!」と思いつくこともたくさんあります。
その時は、必ずノートやスマホに記録をしましょう。
組み合わせ
ステップ1では、お母さんとお父さん各々でイメージをめぐらせました。
ステップ2では、お母さんとお父さんがイメージした文字をお互い出し合って組み合わせを決めて【名前】をつくります。
名前辞典などを利用すると様々な名前のレパートリーや読み方、意味などが載っているので購入して考えてみるのも良いでしょう。
この組み合わせのステップを具体的に考えると、世界に一つだけの特別なエピソード付きの名前ができあがります。
赤ちゃんも大きくなれば「自分の名前の由来はなんだろう?」と興味を持ちます。
その時に説明できるようにしっかり決めましょう。
絞り込み
3ステップでは、ステップ1とステップ2で膨らませた名前候補を絞り込みます。
絞る込み方は消去法です。
- 名前に使える文字かどうか
- 苗字と名前のバランス
- 漢字や読み方、イニシャルに別の意味はないか
- 声に出してみて違和感はないか
- 変なあだ名はつけられないか
【薔薇(ばら)】や【檸檬(れもん)】・・・花や果物の可愛らしい名前ですがすべての漢字が名前では使えません。
【繚(りょう)】・・・さまざまな花が咲き乱れる様子の百花繚乱という四文字熟語に使われている繚という漢字は名前に使えません
【珪(けい)】・・・おうへんの漢字は人気がありますがこの珪は名前に使えません
上記は一例です。まだまだたくさんあるので、名前に使えない文字かどうかしっかり確認しましょう。
下の法務省のサイトで確認ができます!⇓
声に出して違和感はないか
【漢字】
海月(みづき) ⇒ クラゲ
海星(かいせい) ⇒ ヒトデ
心太(しんた) ⇒ ところてん
里子(りこ) ⇒ さとご
【読み方】
大場嘉門(おおばよしと) ⇒ 大馬鹿もん
原真紀(はらまき) ⇒ 腹巻き
千田龍馬(せんだりゅうま) ⇒ 血だるま
花田玲(はなだれい) ⇒ 鼻たれ
【イニシャル】
W.C. ⇒ water closet
N.G. ⇒ no good
E.T. ⇒ extra terrestrial(地球外生命体)
智寛(ともひろ) ⇒ ちかん
志音(しおん) ⇒ 死ね
夕子(ゆうこ) ⇒ タコ
決定
さあ出産を無事終え、赤ちゃんの顔を確認して一番しっくりくる名前はどれか考えます。
ただお母さんは、出産を終えてホルモンバランスが崩れて不安定な時期です。
また、赤ちゃんに慣れない母乳をあげるため睡眠時間があまりとれません。
なのでお父さんが名づけの中心となり、話を進めましょう。
ぴえ郎の失敗談
先輩ママパパに名前の決め方を聞いてみたら、90%程が
「赤ちゃんの顔を見たらピンときた」
と言っていたので、ぴえ郎も上記の3ステップまで実行して、後は赤ちゃんの顔を見て決めようと意気込んでいました。
そしていざ、赤ちゃんが生まれて顔を確認したときに思ったことが、
「全然ピンとこない・・・(汗」
男の子の『かっこいいイメージの名前』と『優しいイメージの名前』の二候補があったのですが、これがまた全然わからん!
しかし、やはりお母さんは違います。
「絶対優しいイメージの名前!」
と即答でした。
もしかしたら、こんな失敗談はぴえ郎だけかもしれませんが、こんなパターンもあり得ます!
ご注意ください!
ちなみに、生まれて二か月が経ち、だんだん顔がしっかりしてきましたが、確かに優しい顔になってきてます(笑
母すごしっ!
まとめ
名前は一生付き合わなければならない大事なものです。
なのでこの4ステップ、
- イメージ
- 組み合わせ
- 絞り込み
- 決定