“幼にして謙遜なれ。弱にして温和なれ。壮にして公正なれ。老いては〇〇なれ”【名言クイズ】哲学者ソクラテス

 

こんにちは!ぴえ郎です。

 

我々が皆自分の不幸を持ち寄って並べ、それを平等に分けようとしたら、ほとんどの人が今自分が受けている不幸の方がいいと言って立ち去るであろう。

 

今回は、名言問題ソクラテスpart3です!

 

part1はコチラ!

世界を動かそうと思ったら、まず〇〇を動かせ【名言クイズ】哲学者ソクラテス

part2はコチラ!

〇〇とは魂の腐敗である【名言クイズ】哲学者ソクラテス

今回も、ソクラテスの名言をクイズで遊びながら意味を覚えていってください!

では、まずソクラテスのプロフィールを紹介します。

 

ソクラテス

 

名:ソクラテス

英語:Socrates

紀元前470年頃 - 紀元前399年

出身:アテナイ出身の古代ギリシア

肩書:哲学者
有名な名言:「無知の知」、「死ぬことと、自分の信念とどちらが大事か!」など

ソクラテスは自己の認識の重要性を知っていました。
他人を意識しすぎて自己の認識を疎かにしている人がいます。
まず自分を意識してください。

では、問題をどうぞ!

 

Socrates question

Q1,知る

 

汝〇〇を知れ

 

A,敵 B,世界 C,相手 D,自ら

 

Q2,われ

 

われはアテネ人にあらず、ギリシア人にあらずして〇〇市民なり。

 

A,人類 B,地球 C,世界 D,自然

 

Q3,友と敵

 

友と敵とがなければならぬ。友は忠言を、敵は〇〇を与う。

 

A,警告 B,試練 C,真実 D,恐怖

 

Q4,名声

 

名声は英雄的行為の〇〇なり。

 

A,褒美 B,代償 C,影 D,芳香

 

Q5,幼弱壮老

 

幼にして謙遜なれ。弱にして温和なれ。壮にして公正なれ。老いては〇〇なれ。

 

A,自重 B,謙遜 C,大胆 D,慎重

 

Socrates answer

Q1,

A1:D,自ら

 

汝自らを知れ

ソクラテスは無知の知という言葉からもわかる様に、自らを無知だとしっかり知ることによって自らを無知だと知らない人よりも前に進めると考えていました。
現代では、意識が外へ外へ他人へ他人へ向いている人が溢れかえっています。
しかし意識を内へ内へ自身へ自身へ向けて自らを深く理解することによって、信念・自信・自己の確立など様々な新しいことに気づくことが出来るのでしょう。
現代でも通用する名言さすがです!

 

Q2,われ

A2:C,世界

 

 

われはアテネ人にあらず、ギリシア人にあらずして世界市民なり

国や人種に囚われずに世界規模で自分の存在を考えたとき 、われは世界の市民であるという名言。
使われ方やニュアンスは違うが、『宇宙船地球号』のような考え方だ。
バックミンスター・フラーが提唱した宇宙船地球号は地球上の資源の有限性や資源の適切な使用について例えられたものだが、違う見方で考えると国や人種関係なく我々は宇宙船地球号の乗組員である。という捉え方もできる。
全人類がこの考え方ならば世界はもっと平和なのかもしれない。

 

Q3,友と敵

A3:A,警告

 

友と敵とがなければならぬ。友は忠言を、敵は警告を与う

 

敵はなるべく少ない方が良いと考えている人が多いと思う。
しかしソクラテスは、友からのまごころこもった忠言も大事だが敵からの忖度一切なしの警告も大事だと言っています。
たしかに敵からの警告は100%すべては信じ切ることはできない。
だが、その警告の裏付けや真偽を調べれば自ずと答えに近づくことができる。
賢者は友からの声だけではなく、敵からの声も聞き洩らさずに自らの力にする。
古代ギリシャ時代からこのようなことが考えられてたとは恐れ入る名言だ・・・

 

Q4,名声

A4:D,芳香

 

名声は英雄的行為の芳香なり

名声を必要以上に追い求める人がいる。
しかし大事なのは英雄的行為なのであって、名声は英雄的行為の後にふわっと香る程度の芳香でしかない。
また名声という芳香は、英雄的行為が「薄れる」または「無くなる」と簡単に香らなくなるものです。
「あなたいつまでも過去の名声を語っていますが、今ではもうまったく香っていませんよ?」

 

Q5,幼弱壮老

A5:D,慎重

 

幼にして謙遜なれ。弱にして温和なれ。壮にして公正なれ。老いては慎重なれ

この名言は、人の一生を4つの時期に分けて、その時期に重要なことを表しています。

『幼にして謙遜なれ』・・・「幼」とは、字のごとく心も身体も幼いスポンジのように勉学や様々なことを吸収できる時期を表しています。まだまだ精神的にも身体的にも幼いがそんなときこそすべてのことが学びだと考え謙遜しなければならない。
『弱にして温和なれ』・・・弱年や弱輩などで使われる「弱」、年が若い・経験が浅いなどの意味があります。弱は、様々なことに対して反抗したくなる時期だが、周りを思いやり優しくいなくてはならない。
『壮にして公正なれ』・・・「壮」とは、血気盛ん・勢いが盛んな時期という意味があります。壮の時期になると見栄や地位などという言葉が気になり、自身の行動に影響を及ぼしやすくなります。また、自身の言動や行動で他の人に影響を与えてしまう可能性が大いにある時期です。このような時こそ、公正な判断をしなければならない。
『老いては慎重なれ』・・・どんな人にも「老い」は訪れます。しかし、その分経験値も相当な量蓄積されています。その経験値を生かしてゆとりをもってゆっくり慎重に過ごすことが重要です。

ソクラテスらしいよりよく生きるために重要なことがわかりやすくまとめられています。
この名言を知っているのといないのとでは心の導き方に差がうまれそうですね。

まとめ

どうだったでしょうか?

 

今回も、ギリシャの哲学者ソクラテスの名言を紹介しました。

今回は、よりよく生きるため知っていたい名言が揃っていました。

  1. 汝自らを知れ
  2. われはアテネ人にあらず、ギリシア人にあらずして世界市民なり
  3. 友と敵とがなければならぬ。友は忠言を、敵は警告を与う
  4. 名声は英雄的行為の芳香なり
  5. 幼にして謙遜なれ。弱にして温和なれ。壮にして公正なれ。老いては慎重なれ

ソクラテスのような哲学者は自分の考えや疑問を的確に言葉に表し、解決のために行動することが出来ます。

これからも様々な名言を知り、考察して自らに落とし込んで学んでいきましょう。

ソクラテス最高!

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