マウントをとる行為は超危険!【寓話】狐と鶴のご馳走

 

こんにちは!ぴえ郎です!

 

「マウントをとる」という言葉を知っていますか?

このマウントをとる行為はとても危険な行為です。

今回紹介する寓話は、マウントをとることの危険性を動物たちが教えてくれる物語です。

ついついマウントをとってしまう方やマウントをとられやすい方必見です。

それでは、あらすじへ。

狐と鶴のご馳走

あらすじ

いじわるな狐が隣に住む鶴に

「ご馳走を振舞うから家にいらっしゃい」

と食事に誘いました。

するとテーブルの上には、平たいお皿に入ったスープが置いてありました。

くちばしの長い鶴は、どうやっても飲めません。

すると狐は、

「飲まないのかい?では、僕がいただくよ」

といい鶴の分まで飲んでしまいました。

後日、今度は鶴が

「先日はご馳走をありがとう。僕もご馳走を用意したから家にいらっしゃい」

と狐を食事に誘いました。

「さあさあ召し上がって」

と並べられたのは口の細い壺に入った美味しそうなお肉でした。

しかし狐は、細い壺の中に口が入りません。

「あら、いらないのかい?」

と鶴は、狐の分もお肉を食べてしまいました。

マウント勝負

この物語の教訓は、『他人に意地悪なことをすると、自分に返ってくる』ということです。

狐は、鶴が平たいお皿ではスープが飲めないことを知っていて食事に誘いました。

これは現実でいう、自分の方が優位に立つために相手を引き下げる。または自らを引き上げる「マウントとり」と同じ思考です。

マウント(mount)とは、上がるや乗せるなどの意味がある英単語ですが、それが転じて現在は自らを優位に立たせる行為として使われています。

狐はおそらく、鶴に対して嫉妬心劣等感があったのでしょう。

狐は「鶴は、自分よりも優れている。」「自分は劣っている。」と勘違いして今回のような意地悪をしてしまったと思われます。

しかし、結局最後にはマウントをとられてしまいました。

マウント取りの弱点

狐は、「平らな皿でスープを飲む」という、自らは得意分野で相手は不得意分野でマウント勝負を挑みました。

もちろん得意分野なので勝利をおさめます。

ここで忘れてはいけないのが、「生き物にはそれぞれ得意分野と不得意分野がある」ということです。

世界の人口は70億超と言われています。この70億超人それぞれに得意分野と不得意分野が存在しています。

なので、いくら自らの得意分野でマウント勝負をしたとしても鶴のご馳走のように、違う分野では負けてしまうのです。

 

1 COMMENT

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です