こんにちは!ぴえ郎です。
よりよく生きる道を探し続けることが、最高の人生を生きることだ。
今回は、名言問題ソクラテスpart2です!
part1はコチラ!
今回も、ソクラテスの名言をクイズで遊びながら意味を覚えていってください!
では、まずソクラテスのプロフィールを紹介します。
目次
ソクラテス
名:ソクラテス
英語:Socrates
紀元前470年頃 - 紀元前399年
出身:アテナイ出身の古代ギリシア
肩書:哲学者
では、問題をどうぞ!
Socrates question
Q1,腐敗
〇〇とは魂の腐敗である。
A,恨み B,妬み C,怒り D,憎しみ
Q2,最小限の欲望
わたしは最小限の欲望しかもたない、したがって、わたしは〇〇にもっとも近い。
A,自然 B,動物 C,神 D,聖者
Q3,恵み
〇〇は、人間のもっているすべての恵みの中でも最高のものである。
A,親切心 B,食欲 C,知 D,死
Q4,最大の幸福
人間の最大の幸福は、日ごとに〇〇について語りえることなり。魂なき生活は人間に値する生活にあらず。
A,徳 B,善 C,己 D,望
Q5,結婚
一番大切なことは、単に生きることではなく、〇〇生きることである。
A,善く B,強く C,賢く D,潔く
Socrates answer
Q1, 腐敗
A1:B,妬み
Envy is the ulcer of the soul.
妬みとは魂の腐敗である。
妬みとは、「自分と他人を比べ、他人の優れた部分を羨み、憎く思うこと」。どんな人にだって優れた部分は存在する。なので一人を妬みだすときりなく様々な人が妬ましく思えてしまう。これをソクラテスは「魂の腐敗」と表している。たしかに腐敗は進み広がるもの。魂を腐敗させない方法は、他人と自分を比べないこと。人それぞれ優れている部分や優れていない部分、得意な分野や不得意な分野が様々あるのに一部分だけを比べても意味はなし。テニスの選手とサッカーの選手がテニスで戦うようなものです。
他人の優れているところを探すのではなく、自分の優れているところを見てあげてください!
Q2,最小限の欲望
A2:C,神
Having the fewest wants, I am nearest to the gods.
わたしは最小限の欲望しかもたない、したがって、わたしは神にもっとも近い。
ソクラテスは欲望のままに生きることを良いことだとは思っていませんでした。
たしかに神は様々な欲望に振り回されることなく生きているはずです。
ソクラテスは、自分は最小限の欲望しか持たないのだから神にもっとも近いと言っています。
最小限で「もっとも近い」ということは、
神は、欲望を持たない。
逆に言えば、欲望を持たないで生きることはできないから人は神にはなれない。
Q3,恵み
A3:D,死
Death may be the greatest of all human blessings.
死は、人間のもっているすべての恵みの中でも最高のものである。
死や死後のことは神以外誰も知らない。
知らないことを必要以上に恐れたり、悪だと決めつけてはいけない。
もしかしたら、死は最高の恵みなのかもしれない。
Q4,最大の幸福
A4:A,徳
人間の最大の幸福は、日ごとに徳について語りえることなり。魂なき生活は人間に値する生活にあらず。
人間の最大の幸福は「魂をより善くすること」。
魂の質を上げるべく、何が正しくて何が正しくないかを語り合えることこそ人間に値する生活。
なんとも過激な言葉のように感じますが、たしかに何も考えずに生きている人は人間い値する生活を送っていないのかもしれない。
日々思考をめぐらせ、善悪を正しく見極める生活をして人間になりましょう!(難題すぎる!汗)
Q5,努力
A5:A,善く
一番大切なことは、単に生きることではなく、善く生きることである。
ソクラテスは一貫して「魂が善くなるように生きることが大切」と語っています。
ただ呼吸を繰り返しているだけではなく「善く」生きる。
この思いを死ぬまで貫き通したソクラテスは本当に素晴らしい。
まとめ
どうだったでしょうか?
今回も、ギリシャの哲学者ソクラテスの名言を紹介しました。
今回は、ソクラテスの考えがよく表れていた名言だったと思います。
- 妬みとは魂の腐敗である
- わたしは最小限の欲望しかもたない、したがって、わたしは神にもっとも近い
- 死は、人間のもっているすべての恵みの中でも最高のものである
- 人間の最大の幸福は、日ごとに徳について語りえることなり。魂なき生活は人間に値する生活にあらず
- 一番大切なことは、単に生きることではなく、善く生きることである
ソクラテスは最後の最後まで自分の考えを曲げずにこの世を去りました。
自分も「信念」をもち、貫いて生きたいと思います!(これまた難題!笑)