緊急事態に遭遇したときに頭が真っ白になった経験はありますか?
生きていく中で、自分の想定外の緊急事態は必ず起きます。
会社員にも、会社員以外の方にも戒めとして、【漫画】カイジのこのセリフを紹介します。
目次
ピンチが正念場
信用できぬっ…!
つまりそれは管理はできても勝負のできぬ男…
平常時の仕事は無難にこなしても緊急時には
くその役にも立たぬということだ
要するに
ピンチは凌げず チャンスは逃す…
カイジは帝愛最高幹部の利根川とのカード勝負で負け越してしまい、絶体絶命の状況に陥る。しかし、ひょんなことで利根川のイカサマに気づき、イカサマの裏を突いて初勝利を獲得する。そんな二人の勝負を利根川の後ろから観戦していた兵藤が敗れた利根川に発した言葉です。
詰めが甘い
兵藤の言っている「大詰めで弱い人間」とは、「詰めが甘い人間」ということです。
そもそも『詰めが甘い』の『詰め』の語源は、将棋で使われている言葉で、最終局面を意味しています。
その最終局面で『甘い』とは、最終局面で勝負を決めようするが決めきらないという意味です。
これが転じて現在では、『物事の最終段階でへまをしてしまう。』のように使われています。
兵藤は詰めは詰めでも「大詰め」と言っているように、利根川はこの勝負が決する大勝負をへましてしまい、兵藤を大失望させてしまいました。
詰め甘な人の特徴
詰め甘な人の三大特徴を紹介します。
自信過剰
詰めの甘い人は自分に自信がある人が多いです。
なぜなら、自分に自信があるがゆえに、自分を疑わずに計画の見直しや確認を怠ります。
そして、最悪の事態を想定していないため、最悪の事態が起こった時に素早く対応することができません。
無計画
計画は、全体像を考えながら立てなければいけませんが無計画な人は計画の部分部分しか見ておらず、最終的にどうあるべきかや色々な可能性を無視し、話を進めてしまいます。
結果、詰めの甘い結果しか想像していないため、詰めの甘い結果にしかなりません。
危機管理不足
危機管理の上手な人は、常に自身に危機が迫っていないか想像して、危険な芽をまめに摘み取っている人です。
一方危機管理の下手な人は、自身に危機が迫っているのを察知できず、最終局面で痛い目にあいます。
まれに、危険な芽を見つけたとしても、「今は放っておいても大丈夫だろう」と考えてしまいます。
詰め甘を克服する方法
「詰めが甘い!」と言われたことがある方や詰め甘な人の特徴を読んで、「もしかして私は、、、」と思った方は参考にしてください。
また、言われたことがない方も詰めが甘い人を理解するために読んでみてください。
事前準備
詰め甘な人はしっかり事前準備することが苦手で「まあ、なんとかなるだろう」という思考なため、最終的に想定外のことが起きた際に焦って、的確な行動ができません。
なので、事前に考えうるあらゆる可能性を想定して計画を練り、準備することが重要です。
途中経過を重要視する
詰め甘な人は物事の最終結果までスピードよく進めようとするため、途中経過を疎かにしてしまいがちです。
しかし、物事はひとつひとつのステップを確実にこなし、積み上げていくことで思い描いていた結果にたどり着くことができます。
途中経過を疎かにしてしまっては、積み上げるものの低さが結果に近づいたときに思い知ります。
第三者に相談
人間はミスや思い込みをしてしまうのは仕方がないことです。
しかし、ミスや思い込みは少なければ少ないだけ良いですよね?
そんな時は、第三者に相談して、自分のミスや思い込みを見つけてもらいましょう。
自分では予想もつかなかったミスを、第三者の目によって見つけることができます。
緊急時こそ
長い人生の中で大きさはそれぞれあるにしろ、不測の事態は何度も訪れます。
それは仕方のないことです。なぜなら、誰しもが未来はどうなるかわからないからです。
大事なのは不測の事態が起こったときに、どのように行動し、対処するかです。
まとめ
そして、手にするはずだったチャンスをみすみす逃してしまう。
しかし、対応次第で逆転ホームランを打つことができる。
[…] […]