こんにちは!ぴえ郎です!!
人生を送るうえで人間関係の悩みは大きな問題です。
しかし人は人間関係を築かなければ生きていくことが困難になってしまいます。
今回の寓話では、
- 人間関係を築くうえで大事なこと
- 新しい挑戦の重要性
それではあらすじへ!
目次
バッタを捕まえる少年とサソリ
あらすじ
ある少年がバッタ(イナゴ)を捕まえていました。虫かごにかなりの数が集まってきたとき少年は、バッタと間違えてサソリに手を伸ばそうとしました。するとサソリは鋭い毒針を振り立てて少年に言いました。「さあ、捕まえてごらん。君のバッタを全部失う覚悟があるならね。」
行動
この寓話の教訓は『友人を作る時や行動を起こす時は、見極めなければならない。見誤るとすべてを一瞬にして失うことになる。』です。
人からの信用は創り出すのは難しいですが、崩すのは簡単です。
友人をつくるときに限らず、なにか行動を起こそうとしているときに何も考えずに流れで行うと思わぬ毒で致命傷を負い、さらに今まで積み上げてきたものを手放さざる負えない状況に陥ることがあります。
では回避方法はないのでしょうか?
教訓でもある様に見極めることが重要です。
今回の寓話では、サソリが自ら忠告してくれましたが現実ではそんなことはありません。
現実では、自らも気が付かないうちにサソリの毒が回り。
本来しなくてもよい選択を迫られたり、失わなくてもよい仲間を失ってしまうなど自らに不利な状況に追い込まれる可能性があります。
友人を作る時や行動を起こす時に大事なことは、
「今から捕まえようとしている生き物はバッタなのか?」
「違うとしたら、どんな生き物なのか?」
「敵意はあるのか?」
など思考をめぐらせ相手を見極めることが重要です。
真実は?
この寓話を読んで違和感はなかったですか?
それは・・・
ホントに「バッタ」と「サソリ」を間違える?ということではないですか?
バッタ(飛蝗)は、バッタ目(直翅目)・バッタ亜目 (Caelifera) に分類される昆虫の総称。イナゴ(蝗)も含まれるが、地域などによってはバッタとイナゴを明確に区別する。漢字表記では、「螇蚸」、「蝗虫」や「蝗」とも。英語ではGrasshopper。
昆虫の中でも特に後脚が大きく発達していて、後脚で体長の数十倍もの距離をジャンプできる。また、幼虫は翅がないが、成虫になると多くの種類で翅が伸び、空中を飛ぶこともできる。(Wikipediaから抜粋)
サソリ(さそり、蠍、蝎、サソリ類、英:scorpion、学名:Scorpiones)は、鋏角亜門クモガタ綱に分類される節足動物の分類群の一つ。分類学上はサソリ目とされる。体の前に鋏型の触肢、後ろに毒針を持つ捕食者である。
体は縦長く、短い前体(頭胸部)と長い後体(腹部)で構成されており、その間はくびれていない。後体は更に丈夫な中体(前腹部)と細長い終体(後腹部)に分化される。鋏型の触肢・尻尾のように特化した終体・鈎状の毒針に特化した尾節が特徴である。 (Wikipediaから抜粋)
もしかしたら、少年は「間違って」サソリに手を伸ばしたのではなく、「故意的に」手を伸ばしたのかもしれません。
なぜなら、バッタとサソリでは形や特徴が違い過ぎるからです。
たしかに草むらなど目隠しになっているところならば判別できないこともあるかもしれません。しかし、サソリは鋭い毒針を振り立てていますので毒針の高さまでは目隠しはないと予想できます。
また、サソリに手を伸ばしたタイミングも「虫かごにかなりの数が集まってきたとき」なので、バッタ以外の生き物に興味を誘われても不自然ではありません。
このことを踏まえると次の教訓を導き出せます。
挑戦の天秤
ぴえ郎がこの寓話を読んで導き出した教訓は、
『同じことを繰り返していては新しいものには出会えない』です。
この少年がもし、サソリには目もくれずにバッタのみを捕まえ続けていたら、サソリはどの様な危険があるのかや特徴・動き方などの情報を得ることはできませんでした。
日常生活でも毎日同じルーティンを過ごしていては新しい景色を見るのは困難です。
新しい景色を見るためには、毎日のルーティンを抜け出し新しい挑戦をしなければなりません。
「新しい挑戦」と言っても大それたものでなくても最初は些細なもので構いません。
・いつもと違う道で帰ってみる。
・いつもと違うメニューを頼んでみる。
そんな些細な行動でも「新しい挑戦」です。
新しい挑戦をする癖がつけばより大きな新しい景色に出会える確率が上がるでしょう。
もちろん、サソリが言うように新しい挑戦をして100%良い結果が出るとは限りません。
もしかしたらバッタを失うように、今まで積み上げてきたものが崩れ落ちてしまうかもしれません。
しかし、挑戦したことによって挑戦する前よりも確実に「知識」や「経験」は積み上がります。
『バッタばかりを捕まえていても新しい生物には出会えないのです』
まとめ
どうだったでしょうか?
このバッタを捕まえる少年とサソリという寓話で、
- 教訓は『友人を作る時や行動を起こす時は、見極めなければならない。見誤るとすべてを一瞬にして失うことになる。』
- 友人を作る時や行動を起こす時に大事なことは、思考をめぐらせ見極めること
- もう一つの教訓は『同じことを繰り返していては新しいものには出会えない』
- 新しい景色を見るためには、毎日のルーティンを抜け出し新しい挑戦をしなければならない
の4つのことを考察することができました。
サソリが話せるってことは、バッタも話せる・・・
ではかごの中は・・・