小学生でもわかる!物語で静電気解説&対策方法

静電気

仕事から帰ってきてやっと一息つけるとドアノブに触った瞬間に「痛いっ!」こんな経験ありませんか?

そんな経験があるから、ドアノブを触る時にビクビクしていませんか?

でも、静電気のことを知れば、物を使わずに静電気の痛みやイライラから解き放たれることが出来ます。

静電気対策

今日から使いたいから、とりあえず対策を教えて!というあなた!

わかりました!結論から言うと、ドアノブを触る前に壁や地面に触れるだけ!

なんで?壁や地面に触れるだけで静電気がこないの?

それは、静電気のことを学べば解決するよ!

静電気とは?

僕たちや身の回りのものは、プラスの電気とマイナスの電気を同じ数だけ持っています。この状態では、バランスがとれている状態なので金属のドアノブに触れてもバチッと静電気がくることはありません。

でも、ものとものが「衝突」することによって片方のマイナス電気がもう片方に移動します。

そうすると、マイナス電気を奪われた方はプラスに帯電マイナス電気を奪った方はマイナスに帯電してバランスが崩れてしまいます。

この状態のことを「静電気」と呼びます。そして、静電気を帯びていることを専用用語で「帯電している」といいます。

じゃあ、何とも衝突しなければ静電気は起きないんだね!

残念ながら、「空気」と衝突しても静電気は起きてしまうから、避けようがありません。

静電気の痛みは何?

そんなプラスの電気とマイナスの電気のバランスが崩れたもの同士が接近するとバランスを戻そうとマイナスの電気はプラスに帯電している方へ移動しようとします。その動きのことを「放電」といいます。このときに電流が流れて「痛い」と感じるのです。

実は、マイナス電気の放出によって起こっていた現象だったのです。

小学生でもわかる静電気

「難しすぎていまいちわからないよ」という方に!

小学生でもわかる静電気の物語をつくりました!

それではどうぞ!

ある遊園地での出来事・・・

長年付き合っているカップルの陽次くんと陰子ちゃん。

この二人はとても仲が良く、今日もラブラブで遊園地デートをしていた。

陽次「次はジェットコースターにでも乗ろうぜー!」

陰子「怖いからヤダー」

陽次「じゃーおれだけ乗ってくっかなー」

陰子「サイテー」

そんな平凡な会話をしていたら・・・

ドン!

前を見ていなかった陰子の肩と正面から歩いてきた男性の肩がぶつかってしまった。

陰子「痛っ!」

陽次と陰子は、ぶつかった方に視線を移動すると、そこには美男美女カップルが申し訳なさそうにこちらを見ていた。

イケメン「すみません!話に夢中で前を見ていませんでした!お怪我はないですか?」

そういうとイケメンは陰子に手を伸ばしてきた。

その紳士的な行動と言動に陰子はイケメンに一目ぼれしてしまった。

そして、陽次に

陰子「Good bye」

と別れの挨拶をし、イケメンカップルに合流し、行ってしまった。

陽次「なんだよ!あいつ!すきにしろ!」

陽次は、心底腹を立て、目的地であるジェットコースターへと歩を進めた。

しかし、ジェットコースターに乗ってもメリーゴーランドに乗っても陰子が隣にいないだけで楽しめるものはなかった。

陽次は最後に観覧車の列の最後尾に並んだ。

すると、後ろに並んだのがイケメンカップルと陰子だった。

陽次と陰子の間に気まずい空気が流れる。

そんな空気を破ったのは陽次の一言だった・・・

陽次「今まで当たり前すぎて陰子の存在の大事さに気づかなかった。陰子がいなくなってようやく存在の大事さを認識することができた。」
  「陰子・・・帰ってきてくれ!」

陰子「陽次くん・・・陽次くーん!」

陰子は体当たりするように陽次の胸に飛び込んだ。

陽次「ぐへぇ!」

陽次は胸に頭突きを食らう形になりものすごく痛かったが、

陽次「この痛みは愛の大きさと同じだ!」

そういうと陽次と陰子は手をつなぎながら夕日の沈む水平線へと消えていった。

~FIN~

※陽次、イケメン=プラス電気
 陰子、イケメンの彼女=マイナス電気

これが静電気!

なぜ事前に壁や地面を触ると放電が起きないの?

電気を通しやすい金属に触る前に壁や地面等の電気を通しにくいものに触れることによって、ゆっくり電気を流しバランスを整えることができる。

その結果、金属を触ったときに一気に電気を通すことがないので放電が起きないという仕組みなのです。

Q、でも足と地面は接地しているんだからわざわざ手で触らなくても大丈夫なんじゃないの?

A、大丈夫ではありません。

たしかに、足と地面は接地しているのだから始終ゆっくり電気を流しバランスを整えていると思いきや!

足と地面の間にあるものが重要なのです。

滑らないために「ゴム底」の靴を履いているとゴムは電気を通さないため、人は電気をため込んでしまいます。

車に静電気が起きやすいのもタイヤはゴムでできているため、電気を逃がせないからです。車体の後ろにチェーンをぶら下げた車がいるのは、タイヤ以外で地面と接地する部分を作り、電気を逃がすことによって静電気を起こさせないようにするためにつけています。

 

静電気対策グッズ

しかし、靴を履かないわけにはいかないですよね?

そんな時は、革靴ゴム底でない靴がおすすめ!

革靴は電気を通すので履いているだけで静電気対策になります。

 

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