こんにちは!ぴえ郎です!
皆さんにとって『恐怖』や『嫌悪』を感じるものはなんですか?
ピエロ、虫、幽霊・・・
人には様々な恐怖の対象が存在します。
世界には驚くべき恐怖症があります。ぜひ読んでみてください!↓↓↓
その中で、
「克服したい!」
と考えているものがある方はぜひ今回の寓話と考察を読んでみてください。
今回は寓話を通して、恐怖を克服するコツと注意点を紹介します。
では、あらすじへ
目次
ライオンを見た狐
あらすじ
あるところに一度もライオンを見たことがない狐がいた。
ある日、この狐がライオンに出くわした。
狐は初めて見るライオンに死ぬほど驚いた。
二度目にライオンに出くわしたときも恐怖はしたが、最初に出くわした程恐怖は感じなかった。
三度目にライオンに出くわしたときは、狐はライオンに近寄って話しかける程大胆になっていた。
習慣
この寓話の教訓は、『習慣は恐怖を和らげる』です。
習慣とは、ある行動を反復することによって安定化すること。
なので、この寓話の場合は狐がライオンに会うという行動を反復させたら恐怖に慣れてしまった。
すなわち、恐怖に感じるものと繰り返し接すれば習慣化するということです。
しかし、恐怖の対象に何度も接して習慣化させるのは辛いですよね・・・
恐怖心を克服させる方法としては荒療治です。
手っ取り早く克服したいと思っている人はぜひ実践してみてください!
恐怖心
この寓話を読んでもう2つの教訓を導き出しました。
一つ目は、『恐怖心は自ら大きくしてしまう』ということ。
今回の寓話は、一度もライオンを見たことがない狐が登場します。
では、この狐はライオンに恐怖心を抱いていたのか?
それは、「ライオンは恐ろしい」と他人に聞いていたからです。
人間はなぜ口裂け女に恐怖を感じるのか?【都市伝説】口裂け女の記事にも書きましたが、恐怖の源は『想像力』です。
霊や妖怪に恐怖を覚えるのと同じで、自ら恐怖心を想像して創造して恐怖を育ててしまいます。
この狐もライオンに対して大きな恐怖心を抱いていたのでしょう。
しかし、2度3度と会って逃げないということは1度会った時点で自らの恐怖心とライオンの存在が同等ではないと感じたのでしょう。
「ライオンって自分が思っている存在とは違うのかもしれない」
皆さんが感じている『恐怖』や『嫌悪』は事実の大きさですか?
なぜ恐怖しているのか?
なぜ嫌悪しているのか?をもう一度考えて、実際の大きさを導き出してください。
思ったほど大きくなくなると思います。
油断大敵
導き出したもう一つの教訓は、『油断大敵』です。
1度2度と狐はライオンを見かけ、思っていたほど怖くないと感じ、3度目には大胆にも近寄っていきました。
しかし、この油断がとても危険です。
1度目2度目が大丈夫でも、3度目はどうかわかりません。
しっかり背負う『リスク』の大きさと得られる『利益』とを比べて行動しなければ思わぬ落とし穴にはまり、再起不能になってしまいます。
まとめ
どうだったでしょうか?
今回はライオンを見た狐を通して3つの教訓を紹介しました。
1つ目は、『習慣は恐怖を和らげる』。
恐怖心も反復し、習慣化してしまえば薄れる。
2つ目は、『恐怖心は自ら大きくしてしまう』。
恐怖心の根源は自らの想像力が大半。
なにが事実でなにが想像なのか考え、実際の恐怖や嫌悪の大きさを知ることが大事。
3つ目は、『油断大敵』。
「大丈夫だろう」という言葉が頭によぎったときが一番危険。
そういうときこそ慎重に!