「鉄火巻き」の2つの名前の由来

 

こんにちは!ぴえ郎です!

 

寿司ネタはなにが一番好きですか?

マグロにサーモン、海老、イカ、あじ、赤貝、玉子、鉄火巻き、かっぱ巻き・・・

 

鉄火巻き!?

鉄火巻きは、なぜ鉄火巻きという名前なのか疑問に思ったことはないですか?

この記事では、鉄火巻きの名前の由来についていくつか紹介します。

 

鉄火巻きとは

そもそも鉄火巻きとは、

鮪(マグロ)の赤身におろしわさびを添えたものを芯とし、これを酢飯と海苔で巻いたもの。(Wikipedia参照)

です。

鮪の需要が少ない地域では、ブリやカンパチなどの白身魚を使用した白い鉄火巻きなどもあるようです。

2つの由来

鉄火巻きの名前の由来は有力なものが2つあります。

まず、一つ目は鮪の色に注目した由来です。

由来1「鮪の赤さと高温で熱せられた鉄火が似ていることから名づけられた」

ここでいう鉄火とは、鍛冶などで鉄を高温で熱した際、鉄が赤くなる様や飛び散る火花のことをいいます。

鮪の赤さと鉄火の赤さが似ているという由来ですが、あまり赤さは似ていると思えません。

そして、鮪は冷たいイメージですが鉄火は熱いイメージですのでこの由来はピンときません。

 

続いて、鉄火という言葉に注目した由来です。

由来2「賭博場のことを鉄火場といい、その鉄火場で賭博をしながら食べられる手軽な食事だったため」

賭博場→鉄火場→鉄火場のメシ→鉄火巻きという連想ゲーム的な由来ですね。

そもそもなぜ賭博場のことを鉄火場といったかというと、戦場で火縄銃の火花と火花が飛ぶ隙間時間のことを「鉄火の間」といい、

その鉄火の間と修羅場や勝負事をする賭博場とを重ね合わせて「鉄火場」と呼ぶようになったようです。

賭博場も戦場ということでしょう。

確かに、そんな戦場のような賭博場で手が汚れず簡単に腹を満たせる食事が「鉄火巻き」と呼ばれていても不思議ではありませんね。

 

ちなみに「鉄火」という言葉が入る単語は他にも、「鉄火丼」や「鉄火肌(男勝りな性格の女性)」などがありますが、どちらも由来1で間違いないでしょう。

なので由来2は、完全に「鉄火巻き」専用の由来ということになります。

まとめ

由来1は鉄火巻きの名前の由来としてはあまりしっくりこなかったですが、由来2の方は納得できてとても面白いと思いました。

まー由来はどうあれ、鉄火巻きはおいしい!

 

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